11月25日に発売する「トーキョーご利益案内」では、東京都内の37ケ所の神社お寺を紹介しているのだけれど、あらためて今回の本の製作メンバーと神社お寺境内をいつになくじっくり観察撮影していると、今まで目に見えなかったものがいくつも見えてくる。
その中のひとつが「百度石」の存在。
長年お参りしていたお寺の真裏にありました。
そして、
浅草神社や
淡島堂境内にも発見☆
あとは、神田明神の百度石は、ある意味ING形の形で強く現在も活躍しているようなエネルギーを感じました。
あらためて注意深く見てみると、いたるところの社寺に存在する百度石の存在・・・・
もちろん百度石は、お百度参りという願掛けのひとつに使われるものである。使用法(?)としては、社寺の一定の距離を百回往復して、その都度参拝するうえの標識のようなもの。
お百度参りは、一日に百回参り願いを叶えるもの。とてつもなく切羽詰ったとき、自分の運命の流れを大きく変えたいときには動きをいただけそうですよね。
お百度参りのもともとの原型は、百日間継続毎日参拝するというもので「百日詣で」という形があり、そんな百日も参ってられない!ということでコンパクトしたのが、一日で百回お参りするというお百度参りになったとも言われているそうです。
そうそうそういえば、先日の岩手の座敷わらしちゃんの旅のときに立ち寄った盛岡八幡宮の境内にもありました。
「お百度参り信仰帳」なるもの。
神官の方にお聞きしたところ これは連続お参りとかではなくご都合の良いときに年月をかけてスタンプを百回いただいて百回お参りする信仰帳とのことです。
願掛けというのは、百度石だけでなく絵馬や、好きな食べ物を絶つ願掛けなどいろいろな方法がありますが、
願いの内容の絞り込みをちゃんとして願掛けするともっと効果がありますよね☆