私のところにご相談の電話をしてくださる方の中で、意外と多いのが、今回のタイトルのようなパターンの人。今回はAさん(女性 年齢は、30台前半)を例に出してお話しさせていただきます。


彼女が私のところにお電話を最初にかけてくださったのは、今から3年前。当時彼女は、結婚4年目なのにご主人様から一方的に離婚を切り出されていて調停の最中であった。ご主人が彼女と離婚したい理由は、細々と出せば限りなくあったのだが、大きな原因としては、彼女がご主人のご両親の不満を延々と漏らし続けるのを聞き続け、うんざりしてしまったということ。(離婚調停前には、彼女は、ご主人の両親と同居して、その義理のご両親が経営する会社のお手伝いもしていた。)


私のところに彼女が電話を下さる前、彼女はいろいろな占い師、霊能者、祈祷師などに見てもらっていて、どの人たちにも「離婚は避けられません」と言われていた。だから私のところにお電話を下さったときも、相当精神的に参っていた。ところが、私が見させていただいたところ、微妙な状態で、彼女の動きようによっては復縁も充分可能というメッセージを受け取ることができた。そのメッセージを聞いた彼女が狂喜乱舞したのは言うまでもない。なぜなら、彼女はご主人のことを愛していて離婚は絶対にしたくなかったからだ。


私は彼女に事細かに、ご主人にはこのように接するようにとか、何月何日の何時何分に電話をしなさいとか、今はこのようにして静観しているようにと色々と細かいメッセージを伝えさせていただいた。


彼女もご主人からの冷たい態度や言動に負けることなく、そりゃ~ 細かいメッセージを忠実に守りとおした。


。。。結果、半年たったある日、ご主人から復縁の話が戻った。私はその話を彼女から聞いて、ホッとして一安心した。その時の彼女はとても喜んでいて、幸せそうだった。


しっかしですね~、ここからが本題、、彼女は現在も1ケ月に1~2回 私に相談の電話をかけてくるのだが、いつも電話の様子は超暗い。


要は、「今、主人はすごく優しいんですけど、この幸せはいつまで続くのでしょうか?」という質問なのである。あとは、重箱の隅をつつくように、自分の今の不幸せな事や不幸せな要素になりえる分子事項について相談してくる。


もう復縁してから、2年以上たっているのに、今も不安で仕方ないらしいのだ。「幸せすぎて恐い」とはこのこと。こんなにいい状態が長く続く訳ないと思っているわけ。


私はいつも彼女に対して、ワンフレーズしか唱えられないオウムのように「もっと今の状態を楽しまなきゃ!」と繰り返し告げ、彼女は「そうですよねっ!!」と最後は元気になって電話を切っていくのだが、、、またしばらく経つと同じような内容の電話を下さる。


不思議なことなのだが、前の記事で「マイナスをプラスに変えるチカラ」というのを書いたが、人間の持っているチカラとはすごいもので、「プラスをマイナスに変えるチカラ」も持っている。あんまり御気楽人生を勧めるわけではないが、いつも気分をアップさせて元気で明るいことばかり考えていれば、安易なようだが、そういう信条パターンを持つ人で、あんまり運気が低迷している人はあまり見かけたことがない。


それにしてもAさん、あんまりネガに考えないで、今の幸せを楽しんでほしいなぁ。もっともっと幸せな楽しい未来があるんだから。。