この電話での占いを本格的に始めてから、はや今年で6年くらいになる。フリーで始めてからご相談者の人数もぼちぼちではあるけれど、増えてきてくれて、自分の仕事ながら「世の中には色々な仕事があるんだよなぁ」としみじみする今日このごろ。






それぞれのご相談者とのお付き合い年数の平均だが、昔会社勤めをしながらまったり鑑定していたときのお付き合いの人を含めると、最長で長い人は15年弱で、大体他の人は4年目とか1年目とか、比較的長い付き合いの人たちが多い。そして、その98%以上の人たちとは声だけのお付き合いで顔を知らない。電話線上だけの知り合いである。まあ、取り立てて会う必要性もないし、「会わない」という距離感を持つことで、逆に妙にお互いにとって居心地のよい信頼関係を築いているのかもしれない。


                         ↑面識のない大阪のご相談者の一人が2000年にプレゼントしてくれたアマリリスの鉢。毎年必ず咲く大輪の花が我が家の住人たちをハッピーにしてくれる。






ご相談者の住んでいる場所は、日本では、北は北海道、南は沖縄、海外では、ハワイとフランスにいる。多くのご相談者が毎月、もしくは2ケ月、3ケ月おきに、定期的に相談に電話してきてくれる。私の鑑定方法は100%霊感霊視チャネリングという、ちょっと見は怪しげな方法だが、出てくるメッセージはきわめて現実的というか、実用的な言葉ORビジョンしか出てこない。実用的だからゆえにかけ続けてくれるのかも。ご相談者はみなさん、最初電話してくるテンションは妙にロウなのだが、鑑定後は多くの皆さんは元気になって電話を切ってくれる。嬉しい気持ちになるのだが、同時に「このアドヴァイスで良かったのかな」と反省するのは毎回のこと。私も所詮人間だから。






私の友人は「相手の顔も知らないで、恐くない?変な人とかいない?」などとよく言うが、答えはNO。知らない電話に自分の電話を通知してかけてくるとは、相当に悩んで真剣な状態でかかってくるというのが、実情だと思う。ま、これから先、私がものすごく有名になったりすれば、そういう冷やかしやさぐりなどがあるかも知れないが、現時点では全くそのようなことはない。たかが、電話かと思うかもしれないが、かけるということは、よっぽどという深刻な状態に陥っているからだと思う。このblogを立ち上げて一月もたってないのだが、何人かの人が、ご相談の電話をしてくれてきた。全員、最初の電話は緊張気味で張り詰めていたのが手に取るようにわかった。この電話番号に電話をかけるというのは極めて簡単な作業だが、そこに行く着くまでには相当なプロセスがあると私は思う。






この今の仕事も需要があるから、私という供給があるわけで、これがいつまで続くかは自分でも分からない。一見軽くみられがちかもしれない電話占いかもしれないが、内容はかなりヘビーなものである。まさに、たかが電話、されど電話である。今年も美容健康オタクの占い師一直線で頑張るぞ!!