12月7日にご近所の奥様たちと忘年会で、武蔵小金井の三光院の精進料理をいただきに行きました☆
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こちら三光院の精進料理は、京都嵯峨野曇華院に室町時代より伝わる精進料理です。修行目的の精進料理というよりも、尼宮様が贅沢を慎み無駄を省きながら、季節感あふれる健康料理とのことで。
12月のおしながき(一汁六菜料理)
呈茶
お煮〆
ごまおかべの葛とじ
からもの
木枯
富士の峰
あわふのおでん
ニャク天
銀杏のおばん
すすり茶
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精進料理に合う冷酒もいただきました。
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食後のすすり茶、最高級の玉露だそうです。
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全てのお料理の食感とお味が大変良いです。大和芋の海苔巻は、ねっとりとしているのにさらっとしている。お大根も味がしみわたっているのに、さっくりしています。ぷりっとした粟麩。こんにゃく天ぷらの、薄切りだが、なんともいえない食感。
 どれも素材を活かした淡い味で、説明によると、ダシやみりんは全く使わず、水から煮るのが基本とのこと。お豆腐のつくね風のお汁は、豆腐には何の味付けもしてないはずなのに深みのある味わい。
最後にすすり茶(緑茶)が出て、茶碗の茶葉も頂けるとのことでいただいたら甘みがあるお野菜の食感でした。
とても感激していたら、お料理を出してくださった方がこちらの精進料理をつくった西井香春さんで、料理教室も開催しているとのこと。
西井さんご自身 10代から渡仏してフランス料理分野の方だったのですが、その後日本料理の真髄を極めるために、こちら三光院のご住職に師事して後継者となられたそうです。
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あー、本当に美味しかったです。また来年もちょくちょく伺いたいです。