前回の「元チリ人妻アニータに似る友人T子に学ぶモテル女の法則1」の続き「完結編」ざます。


で、T子ちゃんの対極上にいるB子ちゃんという子だけど、顔は美人で知識も兼ね備えている常識人。「才色兼備」とはB子ちゃんといってもいいくらいの女の子。まあそんな美人だから、男はそれなりに接触してくるけれど彼女の本命である男とは今ひとつうまくいかない。で、それなりに接触してくる男たちにもお安く扱われる始末。ちなみにB子ちゃんの方は現在×1で、好きな男はいるものの成就をできずただいまジプシー中である。


一見すると3流に見えるT子ちゃんがいわゆるモテ女となり、1流に見えるB子ちゃんが男たちに3流に扱われるいわゆるモテない女となっているというこの2人の間の決定的な分岐点は何なのか?私なりに分析してみた。


T子ちゃんの場合・・・合コンの場合など、とにかく最初から彼女特有のお馬鹿モードで突っ走る。しかし、突っ走っているものの相手の話を聞きだすのが上手というか自分は多くを語らない。T子ちゃんが発する言葉といえば「そうなんだ~!○○さん素敵!!きゃ~ん」という受け身の話をひたすら聞いて相槌を打つということなのだ。でもねこれはT子ちゃんにしかできないイリュージョンだと思うのだが、変に相手に迎合しないというか下ネタみたいな下卑た話に関してはやんわり遠ざける。そして自分のことはあまりしゃべらない。たとえばT子ちゃんに対しての質問、たとえば「T子さんは彼とかいるの?」とかいう質問に対しては「なんで?別にいいじゃな~い!!○○さんは素敵だからモテモテでしょ~!!」と軽くベクトルを変えるのである。そして、特徴あるのが、彼女のアイコンタクトですな。狙いを定めた男に対してはひたすらひたすら見つめつづける。以前(ずいぶん前になるが、)私がセッティングしたT子ちゃんが来る合コンに私の幼稚園からの幼馴染の某有名航空会社勤務のパイロットの卵のA君を連れていったのだが、あの沈着冷静な無我の境地にたたずんでいるような男前がたった1回の合コンでT子ちゃんに溺れてしまった。昇天。(彼は結局思いを成就をできず、彼女にずいぶん翻弄され大失恋をしてしまった。)あと、これは意外だったのだが、T子ちゃんは意外と身持ちが堅いという関係者と本人からの証言。まるっきり、やらせないというわけではないらしいのだが、それなりの交際期間後に高級ホテルとか金のかかる旅行とかにまで連れていかせないと「させない」らしい。そういうのにお金を出し渋る男とはそこでバッサリ切る。とにかく、その日会って最後まで、、なんてことは絶対にないそうだ。やんわり逃げる。一見ノリが軽そうに見える彼女なのだが、この辺の「ギャップ」とやらに男は弱いとみた。あとですね~ これはすごいのは、彼女は見切りが早いということだ。前彼女は、実家が弁護士事務所をやっている弁護士青年と恋愛関係であったのだが、彼がT子ちゃんとの結婚で、両親に合わせるのに彼女の学歴とかなんやで二の足を踏んでいる間、T子ちゃんはそれを見て「彼との結婚はイバラの道かもぉ~」とか言って、すぐに彼との付き合いをやめてしまった。まるで、テレビのチャンネルを変えるように。。あっけなく付き合いをやめてしまったT子ちゃんに対してその弁護士青年が深く後悔して追いかけ続けたことは言うまでもない。


一方B子ちゃんの場合・・・合コンの時、もちろん頭のよいB子ちゃんはそつなく皆さんとお話する。受け答えも優等生。。。でもね、なんか男の言われるがままなんだよね。犬がしっぽをご主人様に振ってるみたい。自分があるようでない、自分が如何に相手に気に入られるか、そればかりをアピールしてる感じで女の私からみてもつまらない女。女同士で話している彼女はおもしろいのに、なんで男の前だとこんな陳腐になっちゃうのかって感じ。聞かれることはなんでもはきはきしゃべっちゃう。とにかく男の顔色だけ見てるんだよね。私はもともとサドっけが強い方だから、合コンなどで、男の人にちょっと意地悪なこととかを言って困った表情をさせたりするのが大好きなんだけど(変態でごめん)、以前それを彼女の前でやったら後で烈火のごとく怒られた!「なんで あんな相手が気にするようなこと言うのよ!!だめだよ~」だって。たいしたこと言ってないのにさ、ばっかみた~い。男に気にいる言葉しか発しないB子ちゃん。つまんなすぎ。それでですね、これが意外なのだけれど優等生で美人のB子ちゃんなのに、初めて会ったばかりの男とでもすぐ身体を許しちゃう。多分相手に嫌われたくないからなんだろうけれど、すぐやっちゃうんだよね。彼女の場合、これがそこそこ好きな男でも本命の男でもそうだから、はっきり言っちゃえば一年中バーゲンセール。本命の男ともすぐ肉体関係を持つのはいいけれど、最初の2~3回はスムースに会えても、その後は相手と連絡は取れない。相手は彼女とどうするかをはっきり明言しない。蛇の生殺し状態なのである。そして相手の男が会いたい時だけ連絡がきて、極端な話、年に1~2回会うというほとんど七夕さま状態になるのであ~る。


私はアニータとは個人的には知り合いではないが、アニータを見るとT子ちゃんを思い出してしまうというのは、あの二人のあいだにシンクロする何か相関性が存在するはずである。もしかするとアニータもめちゃくちゃ明るくて、相手の話を聞くのが上手だけど自分のことは意外と全部語らず、意外と簡単に「させない」女なのかも知れない。「させた」場合でも、それが高くつく女。結局モテル女って・・・明るくて、話を聞いてあげて、自分のことは意外と話さないミステリアスな部分をちらちら見せ、簡単に「やらせない」、市場価値を高める女。。これが全体のフレームになっているように感じてしまう私なのでありました。「やらせる」「やらせない」とかお下品な表現ばっかでごめんなちゃい。