この間同じ日に起きたシンクロな出来事なのですが・・・・
まずは数年前からご相談をいただいているO子ちゃんから久々のメールで、内容というのが、
以下抜粋・・
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実は、先月末からHirokoさんにHELPの念を送っておりました(>_<) 先月末から”データ入力”のアルバイトを始めたのですが、蓋を開けてみたらなんとブラック企業で。。。 本業で真面目に占いをなさっているHirokoさんに申し上げるのは大変申し訳ないお話なので、 ご連絡もできずに悶々としていたのですが、 なんと仕事の内容が 『占い師のフリをして鑑定メールをお客様に返信する』というお仕事でした…大好きな「占い」そのものを嫌いになりそうなほどショックでした。
私のメールに対して「当たっていて驚きました」「ありがとうございます」というお返事を、喜んで良いのか複雑な気分で日々過ごしております。そんな中でも”割り切って事務的にこなしている自分”が存在するもので、「この世が終わるイキオイで悩みつつも欲深い人」が多いことに驚いています。平気で他人を呪ったり…人間ってなんて自分勝手で他力本願なんでしょう(-_-)縁切りとか略奪を依頼する前に自分が変われ!!って感じです。 Hirokoさんが頑固職人スタイルで鑑定なさる気持ちがほんのちょっと理解できた気がします(苦笑) すっかり愚痴になってしまいましたが、 私が初めて出逢った占い師さんがHirokoさんで本当に良かったです♪
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以上
という感じで
私としては、「へぇーー、そういう仕事あるんだ、でも需要もあって、ご満足もいただいてるのねーー」なんて思っていたのですが、当のO子ちゃんは、『学びだ!!』と思うつもりでいようとはするものの、かなりの心の葛藤もあるようでした。
そしてそのメールをいただいた日の夜、何度か鑑定をいただいているT子さんの鑑定中の時に、ふと彼女が話し始めた話が・・・
「こんなことHirokoさんに申し上げるのは失礼と思っていて、・・・ううん、正直な気持ち近しい人たちにも恥ずかしくていえないことなんですけどね・・・」と、ぽちぽち話しはじめたのが、
彼女曰く、「去年かな?・・・なんですけど、気持ちがすごく落ち込んでいてどうしようもなくて、そんなときネットで『メール鑑定+縁を引き寄せる』なんていう、とある占い会社の内容に惹かれて、気がついたら結構なお金をつぎつぎ払い込むことになって・・・、気が付いたら本当に結構な額になっていて(苦笑)・・・、でも、なんにも現実的には何にも変化なくて、会社に連絡取っても、メールも電話も返事がなくて・・・・ね、・・・ダマされたのかなと・・・・、それで、ネットで調べたら、同じような被害にあっている人たちがいて、怒っている人もたくさんいましたよ・・・でも・・私、やっぱり馬鹿だなって、思って・・・高い授業料になりましたけど勉強になりました・・・」という内容・・・
私が見るに、受け手=つまり、占い師OR祈祷師側は完璧本物ではないだろうな・・・ということ。
とてもやるせないですね・・・最初に紹介した占い師側の彼女=O子ちゃんは、仕事で、彼女なりのやんごとなき経済的事情でしているようで、彼女なりのすごい葛藤が感じられましたが、後者のご相談者のT子さんは、結果として騙された形になっていても、なんか、こう・・うまくいえないのですが、自分は全く悪くなく被害者なのに、そういった被害を受けたよりも、その状況を淡々とつぶやくようにお話されるのが、とても私は辛かったです。
私が「ひどいよね、それ、完全詐欺じゃん」という言葉にも、T子さんの「・・・どうにもできないし、それで幸せになろうって思っていた私がやっぱりバカだったんですよ・・・」という答えにとても胸が痛かった。
胸が痛いというのは、なんちゃって占い師yという仕事を生業とすることになったO子ちゃん(=供給側)と、ふとした魔がさした状態でインチキちっくな占い祈祷にはまってしまい大枚の諭吉をつぎ込んでしまったT子さん(=需要側)という彼女たちの状態を思ってということももちろんとてもあるのですが、こういった誠意のない占いビジネスの存在は私のコンプレックスというものをすごく刺激するというか私自身が大変に苦痛になってしまうのです。多分、おそらく自分に100%自信がないからかもしれませんね(苦笑)。
しかし、とにかくむかつくのは、すごく人が困っているときに、その人が幸せに感じるようなことを提供して、結果を出せずにがっかりさせる・・・
インチキな、連絡が取れなくなるような仕事を平気でしているという存在が私と同じフィールドにいるということのネガなエネルギー・・・とても恥ずかしいです。
そして、とてもやるせない答えが見つからない状態になっている私なのでした。
ちなみに、O子ちゃんとT子さんからは、「どうぞ、私の今回のことはぜひぜひ記事で取り上げてください」というありがたいご承諾をいただいたので今回記事にいたしました。
でも・・この気持ちですが複雑且つナーバスで、文章にするのが難しすぎます・・・
言葉って本当に難しくてもどかしい。