昔、その昔といっても、20代後半の頃かな(って相当昔か。。)、その頃はOL時代で、ある時、自分の中のいろんなチャンネルが開きすぎて、いろんなものをいっぺんに受信しすぎて、(たとえば、そこらへん歩いていてたり、コンビニとかいろんな場所で霊体をたくさんみたり、霊聴があったりで)自分自身超やばい状態になったときがあった。そんなとき、精神世界系では結構名前が知られている人のところで助けてもらって、その人のところの弟子(?)とまではいかないけれど、私としては何年間か師匠としてその人に師事していた時期があったことがある。


でもって、事件は起きた。あるときOLをやめる決心をして、前々からやりたかった事(全然占いとか、瞑想やボディワークとは全く違うこと)をやりたいのだという相談を師匠と仰ぐその彼にその相談をしたところ、彼やそのパートナーの女性にものすごい勢いで反駁されたのである。「せっかく今ここでこうやって築いているのに、Hirokoちゃんは結局社会的地位が高いものが好きなんだねっ!!」とか「きみにはがっかりした」みたいなことをさんざん言われたのである。「そうなんだ!そういうことをやりたいんだ。きっと今の君に必要なことなんだね。頑張ってね!!」くらいのことをいってくれると思っていただけに彼らの反応にものすごい衝撃を受けたのである。


私はそもそもニューエイジとか精神世界的な分野は、社会のしがらみから離れて自由に生きるとかいう精神性が高いものを基盤にしていると思っていたので、彼らのそうした態度にはびっくりした。ただそのときあらためて見てみると、現実は、その彼を中心とした組織があり、結局はヒエラルキカルな体制だったのだ。つまり、彼は一番でなければいけないし、彼を超えてはいけないシクミ。で、私がやろうとしていることは、彼が持っている学歴コンプレックスとやらを痛く刺激するものだったから、彼からすると、自分より上に行くような感じがしてカチンときたんだと思う。(思うっていうより、後々そういった内容の手紙だかなんだかが、ずいぶんあとで来たのでそうなんでしょう)


いずれにせよ、彼らのそのときの反応は私の気持ちをこれとなく深くえぐったけれども、なんとなく私の尊敬する人の裏側というか黒い部分が見えて、彼に対する尊敬の念がゼロになってしまった。いろいろ良くしていただいてはもらったけれど、どうでもよくなってしまったのである。それから彼たちとはそれから一切関わらなくなってしまった。


最初のころは、それまでは、何をするのでもいちいち指示をいただいていたという今考えてみれば超キモイことをやっていたので、ひとりぽっちになったのはすごく孤独だったし、不安だった。しかし、悩んだあげく結局はすべての答えは自分が持っているということに気がついて、それからは身軽に行動できている。


まあ なんでも自分ひとりで決めて、判断して行動する。100%自己責任。このやりかたは自分にはぴったりかもと今は満足している。


あっ、これは、占いとかそういう分野においては、私は単独でどこにも属しませんよということで、別の分野では常に単独ではありませんよ。協調性をもって行動してます。あしからず。