ジップロック男=Aさんの一件についての私の心の吐露を先日このブログでアップした後、細かく言えば昨日、友人E子から連絡があった。なんかいや~な予感。E子と私は幼稚園の時からの友人なのだが、E子は何かにつけて私に対して『オブジェクション』的なポジションをとることが多い。はっきり言ってE子にむかつくことも少なくないが、E子の母親とうちの母が超仲がいいので、E子とは、一種『くされ縁』的な形で付き合っている。ちなみに、E子は、生で、ジップロックAさんと会って、銀座で高級中華をゴチになったことのある経験の持ち主である。ちなみにAさんからもらったシャネルのマトラッセとやらは、あのときの一件でE子の持ち物になっているのだ。
。。ま、いいやっ、とにかくE子との電話の会話に戻る。
E子「こないだのブログを読んで思ったんだけどさぁ~、あんな『公』に書かれちゃって、Aさん なんだか可愛そうだよね」 私「だって、私、被害者だよっ!それならE子はああいう『癖』持ってる男の人とかオッケーなんだ!!」 E子「あたしは無理だけどね~、だけどさ~ アンタ、Aさんのこと丸々批判できないと思うよ。ある意味似たもの同士だと思ったんだけど、あんたとAさん」。。。なんていう事?!どういう意味?
「だってさぁ」とE子の話は、私たちが小学校5年生だった、相当昔の頃に遡る。当時、私たちの小学校の多くの女子たちの自宅にいわゆる「エッチ電話」がかかってきていて、多くの女子たちがその電話で精神的被害を受けていた。地元の学校の先生たちやPTAたちもその問題をあげて対処策を考えてはじめていたらしい。そんなとき、我が家にも、とうとう、その「エッチ電話」がかかってきたのである。当時の私は、おませさんで、その「エッチ電話」に対して恐怖心というよりも好奇心の方が旺盛だったのであった。なんかずいぶん昔のことなので、その時の私の心境を詳細に述べるのは難儀だが、とにかくそういう電話に興味を持ってたようだ。そんな私のモチベーションが功を奏したのか、これもどういう経緯でそうなったのか、今は思いだせないのだが、その「エッチ電話」の電話のかけぬしと意気投合(?)してしまい、その人から、毎週定期的に電話がかかってくるようになったのだ。そして、なぜだか「今度会おうよ」という話の流れになり、私ひとりじゃだなんなんだと、E子を連れて都内のデパートで待ち合わせすることになったのだった。(今なんかは、恐くてできないけど、あの時は時代も時代だし、ま、私自身が冒険家だったんでしょうね~)「エッチ電話」のかけ主は会ってみると割りとフツーの人で、大学4年生だとか言ってましたな。確か、デパートの最上階の和洋折衷のレストランでミートソーススパゲッティとクリームソーダをご馳走になりました。そのエロ兄さんは、私たちに時折、「パンツ見せてよ」とかいうエロトークもしてたけど、全体の話としては、お兄さんが片思いでままならない同級生との恋愛話とか、就職の話とかを聞いてたような気がする。うすら覚えですな、今となると。で、夕方、E子と私は、そのエロ兄さんと別れて無事に家路に着くのだが、帰る前にそのエロ兄がE子に「アノ子、Hirokoちゃんはちょっと『変』だよね、僕はこれからE子ちゃんだけに連絡するからね、いい?このことは、お父さんにもお母さんにも誰にも言ったらだめだよ、言ったら恐いことがあるからね」と言われたそうなのだ。エロ兄さんが予告したように、あれから私のところには彼からの電話は二度となかった。私は私で、エロ電話の当事者と会って、顔も見たし、ご飯もご馳走になったということである種の達成感があったせいか、私の中で過去完了だったのだろう、もうその事自体について忘れかけはじめていたのだった。しかし、E子は全く違ったらしい。エロ兄さんに脅しっぽい言葉を言われ、兄ちゃんには自分の家の電話番号も一切おしえていないのに、いつもあのエロ兄が自分を見ているというような恐怖感にさいなまれ続けたとのこと。私のことも相当恨んだらしい。現に一度も彼からのコンタクトはなかったのだが、、E子は精神的に追い詰められて、パニック状態でとうとう自分の両親たちに今回の一件についてゲロしてしまったのだった。そして驚愕したE子の両親が、私の両親と先生たちに話し、事態は大きくなってしまい、私は先生たちと両親にこっぴどく怒られるはめになってしまうのであった。E子によると、今だから言えるが、当時E子の両親は、E子に「Hirokoちゃんは『変』なんだから、絶対付き合っちゃだめよ!!」と私に対して『エロ小学生』のレッテルを貼り付けていたらしい。うちの母親もE子に「Hirokoは、私からみても何をやるかわからない子だから、Eちゃん、Hirokoには近づかないでね、ごめんね」と『その女、凶暴につき』状態で私から離れるように言っていたそうだ。知らなかった。それを聞いて傷ついちゃったわ、まったく。
←ジップロックのお話も今回でおしまい。全てジップロックに保存しちゃいましょう!本当、便利ですね♪
だから、E子に言わせれば、昔こういう前科がある私には、今回の『ジップロック』事件もそんなに驚くべきことではないらしい。E子曰く「Hirokoさ~、いつもあたしたちに『精神世界では、すべてのことは必然的に起きている。』とか、『自分の環境はすべて自分作っているもの。周りの友人や知り合いも自分と同じ周波数の人しかこないもの』とかエラソーに言ってるじゃ~ん。だから、そういうことなんじゃないの?」。。つまり、エロ小学生だったゆえに、ジップロックAさんと出会い、そして今があるという運命の流れということ?小学生の私はどうだったかわからないが、今の私は充分『ピュア』なんですけど。それじゃだめなの?