・・とはいえ、私のような自由業の身だと、ゴールデンウィークなんてものはあってないようなものだが、今回のGWが終わった今日この頃、自分の中で決心したことが一つある。それは「禁酒」である。


今さらここで皆様に隠すメリットもこの私にはないので宣言してしまうが、私は大の酒好きである。何でも飲むが、特に好きなのは、ワインとシャンパン。毎日欠かさず結構な量を飲む。


言い訳になってしまうけど、この仕事をしていると、仕事が終わった後も、なおまだチャンネルが開きっぱなしというか、脳みそがハイテンションというか、極度の興奮状態が続くことも少なくない。それを弛緩させるためにも、ワインを飲むとかシャンパンを飲むというのがとても効果的になるというのが マイセオリーだ。でも、それも言い訳かしら、とにかく好きなんだよね~。


以前は、毎日ワインを常に1本は空け、なおかつビールやシェリーも結構な量を飲んでいたが、今は抑えるようにして、毎日ワインは大体4分の3くらいで押さえるようにしている。(慣れとは恐ろしいもので、私の母などは「アンタ お酒の量、最近減らしてるのね~ エライ エライ」とか言っている。)


そして、この仕事って、インドアじゃないですか。あんまり普段は、夜、外食をしたりしない私だけど、たまに友人や家族たちと食事を外でした日には、開放感からか、いわゆる「弾ける」状態になり、決まってハメをはずして飲みすぎてしまうのだ。


こないだのGWの始まりに知人と吉祥寺でフレンチを食したのだが、夕方5時開店早々から、一席を陣取った私たちは、シャンパンやワインを何本も空け、8時前にはすごい陽気な酔っ払いになっていたのでした。その後も2軒3軒とハシゴをして家についたのだが、翌日、昨夜の私の酔っ払い行動を途切れ途切れながらも思い出してしまい、また記憶のない部分の方が多くて、すごく恥ずかしくなった。


「40近い女が何でこんなに酒を飲み、蛮行してしまうのだろう・・・」恥ずかしいあまり。昨夜一緒にいた友人に、「昨日は 私 ダイジョウブだった? 気を悪くしてない?ごめんね」と不安まじりで、一応謝りの電話などいれてみた。友人は「あんた 相変らず面白かったよ。『隣の席のあの人たち』もいい人達だったよね。」という、予想外の答えが返ってきた。


友人によると、フレンチレストランで私たちの隣に座っていた中年のカップルたちと私は、友人がトイレから帰ってきたときになぜかすでに仲良くなっていて、意気投合して2次会、3次会もそこのご夫婦も交えて、近くのバーに行ったということなのだ。それで、なんだか分からないが私の職業病なのか、その2次会の席で先方(奥様)が抱えている悩み相談を私がそりゃ~熱心に聞き始めていたそうな。どうも、2次会、3次会はそこのご夫婦が出してくれたらしい。考えてみれば、財布の中のユキチの数があまり減ってない。


で、帰り際に、私は奥さんに、「何かお手伝いできることがあればお電話ください」と私の名刺を渡していたとか。「人間、今世生まれてきたのは、幸せになるためです。解決策は難しくないはず!!」とか私は華麗に雄弁を振るっていたとか。奥様は「近いうちに電話させていただきます!」と喜んでいて、夫なるナイスな紳士も「家内の相談に是非乗ってやってください」と言ってたとか。


これらのことは、はっきり言って私はあんまり覚えていない。フレンチレストランで、隣の奥様に「~が、素敵ね」とか何を褒められたか分からないが話しかけられたのは覚えているが、その先は 覚えているような、覚えていないような。。。


この私が知らない部分で、私が認識していないエラソーな私が存在しているのって、キモイ。・・・でも、恥ずかしくて反省。。


・・・ということで、禁酒しようと思ってます。今日と明日とあさって。


そして今週末も、あるお食事会にお呼ばれしている。今度は 美しく、記憶もちゃんと保持したまま、適度に飲むぞ~(←って やっぱ飲むんじゃんってこと)♪